こんにちは、おおくままちづくり公社のさかいです。
新しいチャレンジが生まれる大熊町、ワクワクするまちっていうけど、いったいどんなワクワクがあるの?
ということで、今日はその一つをご紹介します!
「フルールの香り漂るロマンの里」
こんなキャッチフレーズがあったように、農業が基幹産業だったまちではお米や野菜のほかに和梨や洋梨・キウイなどのフルーツの栽培も盛んでした。
1年で成果を得られる米栽培とは違い、桃栗三年柿八年と言われるように果樹栽培では長い年月が必要なこと(放射線量を低減させるための除染作業に伴い果樹はほぼ抜根され0からのスタート)、担い手の不足や高齢化もあり再開にはハードルが高いのが現状です。
そんななかキウイの復活を目指し、就農した若者がいます。
株式会社ReRuits 原口さんと阿部さんです。
県外出身の2人は大熊町に興味を持ち、2020年から始まったまちの有志による「キウイ再生クラブ」の活動に学生ながら参加。
キウイの復活を通した関係人口創出(賑わいづくり)のため、2023年10月に会社を設立しました。
この日は原口さんと農業インターンの方が苗植え作業をしていました。
人が小さく見えるほど広い畑
木の棒のようなものが苗
蔓をはわせる棚(藤棚みたい)
「蔓をはわせる棚に届くまで1年、そこから蔓が横にぐんぐん伸びるのに1年、3年目に実を収穫できればいいな。収穫まではドキドキする。」と話す原口さん。
町産キウイが生ることもワクワクですが、チャレンジする姿そのものが尊くキラキラしていて、こんな素敵なひとが大熊にいることがとても嬉しく感じました。
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