こんにちは、おおくままちづくり公社のさかいです。
先日、大熊町社会福祉協議会で行われた防災訓練に参加しました。
・応急救命訓練(心肺蘇生法、AED操作)/富岡消防署
・講話「防災時の行動について」/福島県災害対策課
応急救命訓練は知識のアップデートとして、5年に1度ほど参加するといいそうです。
車の免許をとったとき以来だから、10年以上経っている...あらやだ。
救助対象者を見つけたときは、
1.まず周りの安全を確認
交通量は?落下物は?など、自分が危険な目に合わないようにしましょう。
2.意識と呼吸を確認
体を叩きながら3回声掛け(小さい声→大きい声)し、正常な呼吸かを確認。
3.周りに協力を求める
大きな声で救助が必要なことを知らせます。
集まった人に、「あなたは119番通報を、みなさんはAEDを!」と目を見て指示しましょう。
目を見ることで、誰かがやるだろうではなく、私がやるんだと自覚できるそう。
4.心肺蘇生法開始
両手を重ね、乳頭の間の胸骨を約5㎝沈むよう1秒間に2回×30回押す。
手は離れないように |
次にあごを持ち上げ鼻をつまみ、1秒程度息を吹き込む×2回。
この時思いっきり吹き込まないでOK。また吐しゃ物等があれば不要とのこと。
これを絶え間なく行うことがポイントなので、周囲の方と交代で行いましょう。
5.AED操作
AEDが到着したら、心肺蘇生法はつづけたまま装着します。
パットで心臓を挟む(=電流が流れる) |
AEDの機種によって手順は多少異なるそうですが、1、2、3とボタンがあり、1を押すとガイダンスが流れるのでそれに従って行います。
①パットを装着しプラグを本体に繋ぐ→②心電図を図る→③電気ショックの必要性を判断
②、③は機械が勝手に繰り返し行ってくれるので、救急車が到着するまで心肺蘇生法をつづけます。
※正常な呼吸や、明らかに嫌がる素振りがあれば中断してOK
講話にもありましたが、有事の際は周りの人との協力が不可欠。
そのためには平時の備えが大切だと改めて感じました。
・ご近所での声掛け
・防災訓練への参加
・避難場所や経路の確認(出先でも確認するよう心掛ける)
・AEDの場所や操作の確認
携帯電話で調べればなんでもすぐにわかることに慣れすぎて、通信が難しい状況になったとき自分の力でどれだけのことができるか不安になりました。
備えあれば憂いなし。
災害に万全の対策は難しいですが、防災グッズといっしょに防災知識も備えられると安心ですね。
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