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148歩目:第一回大熊のはなし

 こんにちは、おおくままちづくり公社のさかいです。


突然ですが、大熊町に伝わるお話しをまとめた本があるのはご存じでしょうか?


その名も『残しておきたい 大熊のはなし』。


こちらは町内で梨農家をされていた鎌田清衛さんが、町内を巡り町の魅力と歴史を探訪する【大熊ふるさと塾】の活動のなかで聞いた体験談や、地元の民話をまとめた本です。

※現在は続編も出版されています。


このブログでもこの本に書かれているお話しを、みなさんに少しずつ紹介できることになりました!


とはいえ、どのお話しを紹介しようかと悩む日々...。

7月といえばなんだろう...海の日~?、野馬追~?

海...馬....はっ!これだ!!

ということで大熊のはなしと称して、今回はこちらを紹介します。


【第一回大熊のはなし:前浜の崖(馬の背)】

熊川の河口から南側、前浜という小字(地区)にある高さ10m以上の崖。

地元の人〈まえはま〉が訛って〈めえはま〉の崖と呼んだらしい。

昔から浜の人は元気が良く、熊川の若衆は崖の上からふんどし姿で海に飛び降りて度胸試しをしていたとか...。(おっかねぇ~😱💦)


月日が流れるにつれ海の浸食も進み、崖は細く狭くなっていく。

そんな崖を【馬の背】と呼ぶようになったのは地元の人たちではなく、

実は”あること”をしに来ていた人たちなんだそう。


さてさて、それはどんな人たちだったのでしょうか?

続きはぜひ本を読んでみてください😊


鎌田清衛、『残しておきたい大熊のはなし』、歴史春秋出版株式会社、平成28年3月1日、p44、(ISBN978-4-89757-879-8)


【馬の背岬の現在】

帰還困難区域のため立入りが制限されています。

また、震災時の津波や海の浸食の影響により、その姿はだいぶ変化しているようです。


震災前


2023年_右上の張り出ているところが馬の背岬


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