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187歩目:2024年の相馬野馬追

こんにちは、おおくままちづくり公社のさかいです。


5/25(土)、26(日)、27(月)に、相双地方に1000年以上前から伝わる伝統行事『相馬野馬追』が開催されました。
(例年7月に行われていましたが、近年の酷暑の影響で今年から5月に変更になりました。)

相馬野馬追はかつて相双地方を治めていた相馬藩の祖とされる、平将門の軍事演習が始まりとされています。
いまでは相馬家の氏神を祀る相馬太田神社・小高神社・中村神社の祭礼として、地域の人たちによって受け継がれています。
(出陣する侍は普段は普通のサラリーマンだったりするのです。)

相馬藩は5つの郷で構成され、大熊町は標葉郷(しねはごう)という一番南の郷に属します。
大熊町は標葉郷(いまでいう浪江町・双葉町・大熊町)のなかでも一番南...ということは、相馬藩南端の領地になります。
そのため、役場のある大川原地区には相馬藩や侍に関する逸話が多く残っています。

行事のハイライトとされるのが、2日目に行われる騎馬武者行列・甲冑競馬・神旗争奪戦です。
神旗争奪戦(しんきそうだつせん)は、上空に打ち上げられた御神旗を地上で奪い合うもので、御神旗を手にすることはとっても名誉なこと。

その1番初めに上げられた御神旗『一番旗(いちばんき)』を、今年は大熊町から出陣した侍が手にしました!おめでとうございます!

役場前にはたくさんの観客が!

一番旗(青い旗)をとった侍

陣羽織姿は法螺貝を吹くお役目(螺役)

なんとも頼もしい小さなお侍さん

武勲をあげ凱旋する騎馬をみて、自分もやってみたい!と伝統を受け継ぐ子どもたちがいてくれたら嬉しいですね。



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